海の未来を子どもたちとつくるシチズンサイエンスプログラム(於:日本科学未来館)
発表日:2023.08.01
アラムコ・アジア・ジャパン株式会社(以下「AAJ」)と株式会社イノカ(以下「イノカ」)は、8/19~8/27 日本科学未来館(東京都江東区)にて、海の未来を子どもたちとつくるシチズンサイエンスプログラムを開催する。本プログラムは、小・中学生向けの実験体験「サンゴの好きを探しだせ!」、8/19開催のトークイベント「世界の海の未来をつくるのは、君だ!」、特別展示を組み合わせた総合的なコラボイベントとなっている。実験体験は、教育サービスや人材教育商品の開発などを手がける(株)リバネスの協力を得て企画された。実環境のサンゴはプランクトンを摂食しており、飼育する場合はプランクトンをブレンドした専用フードが用いられている。今回、子どもたちは、世界初(イノカ調べ)と思われるサンゴの食嗜好解明につながる実験を体験する。自ら仮説を立て、用意された餌(野菜、海藻など)を与えて“サンゴの好き(嫌い)”を観察するとともに、近年、世界的な問題となっているマイクロプラスチックへの応答も確認するという。「世界の海の未来をつくるのは、君だ!」と題するトークイベントには、学識経験者、小・中学生の海洋研究者らが登壇する。特別展示サイトには、環境移送技術の一端がわかるパネルを掲出し、サンゴ礁生態系を再現した成果(水槽と維持管理システム)が設置される。 イベントの詳細はイノカおよびAAJのホームページで確認することができる。【主催者の概要】AAJ:世界最大の石油会社・サウジアラコムの日本現地法人で、日本および周辺地域のマーケティングはもとより、新規事業開発への支援なども行っている。イノカ:国内有数のサンゴ飼育技術を持つアクアリスト(水棲生物の飼育者)と、東京大学でAI研究に取り組んでいたエンジニアがタッグを組み、2019年に創業したベンチャー企業。サンゴの飼育や観察を行う市民の力とIoT・AI技術を融合し、任意の生態系を水槽内に再現する「環境移送技術」の研究開発などを推進している。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS