ソフトクリームの日世、温暖化対策フリーザー2機種を発売
発表日:2024.12.10
ソフトクリームの総合メーカーとして知られる日世(本社:大阪府茨木市)は、2025年2月4日より、温室効果が少ない代替フロンを使用したソフトクリームフリーザーとシェークサーバーの新機種の発売を開始する。──日世はソフトクリーム関連産業において高い地位を占め、国内フリーザー市場でも大きなシェアを持つ企業である。今回の新機種は、オゾン層を守りつつ地球温暖化係数(GWP)を60%以上削減する「冷媒R448A」を使用し、環境性能を大幅に向上させたものである。新たなソフトクリーム用卓上機(CI-9731WT)とシェークサーバー(CI-5758WT)には、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理機能が搭載され、殺菌履歴や分解洗浄の実施記録、エラー発生履歴を記憶することができる。エラー発生時には操作を制限し、誤判断による衛生危害の発生を防止する機能も備えており、QRコードをスマートフォンで読み取ることで取扱説明動画を参照できる機能や、日本語表示の有機ELディスプレイも搭載されている。──従来の「代替フロンR404A」に比べて地球温暖化係数が60%以上低減されることが確認されており、ソフトクリーム関連産業における環境負荷の低減に寄与する可能性を持つ製品のひとつだ。
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