（株）ブリヂストンは、トラック用低燃費スタッドレスタイヤを2010年9月15日より発売すると発表した。このタイヤは、新開発の「氷雪系低燃費発泡ゴム」を採用することで高い低燃費性能を実現し、従来品に比べて転がり抵抗を15%低減。また、氷上性能が好評の従来品のパタンデザインを踏襲することで、高い氷上性能を確保している。同社はこれまでも環境タイヤブランドを展開し、タイヤに求められる様々な性能（安全性能など）を高次元で維持しながら、転がり抵抗を低減させた商品を発売。トラック・バス用としては、2002年以来、サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・スタッドレスタイヤというかたちで幅広い商品を提案してきた。タイヤのライフサイクルにおけるCO2排出量の約9割は、その使用段階で車両の排気ガスとして排出されるため、同社は、タイヤの転がり抵抗をさらに低減し、車の燃費を向上することによりCO2排出削減に大きく貢献していくという。