環境省は、OECD（経済協力開発機構）と共催で、平成22年11月16日（火）に、OECD環境保全成果レビュー報告書公表イベントを開催する。同イベントは、OECDが平成22年11月に公表する「OECD環境保全成果レビュー・対日審査報告書」の内容について普及を図るため、報告書の公表に合わせて実施されるもの。当日は、OECDより対日審査報告書の概要が報告されるとともに、我が国に対する勧告のいくつかを取り上げ、有識者によるパネルディスカッションを実施する。同報告書は、OECDが我が国の環境政策について8年ぶりに総合的な評価を行ったもので、2部7章から構成されている。その第1部は「持続可能な成長」の観点から、1．2002年レビュー以降の進展、2．グリーン成長、3．環境政策の実施、4．国際協力という章立てで、第2部は「個別課題」として、5．気候変動、6．廃棄物管理と3R、7．自然と生物多様性という章立てとなっており、日本の環境に関する取組状況について、OECD独自の視点から分析が行なわれている。