環境省、日米環境政策対話の結果を公表
発表日:2015.08.24
環境省は、平成27年8月24日に行われた望月環境大臣とマッカーシー米国環境保護庁長官による日米環境政策対話の結果を公表した。今回の二国間環境政策対話では、以下の事項について議論し、今後の協力として、プロジェクトの形成や事務方での情報交換等を行うことを確認した。1)水銀:地球環境ファシリティ(GEF)との協調により、途上国における水俣条約の義務の履行を支援し、条約目的に貢献することに合意、2)気候変動:適応のための知見共有を通じて、適応能力を強化、3)アジア太平洋地域の大気環境管理:アジアの大気環境を改善する都市の職員を支援、4)環境教育:地域及び世界的なネットワークを利用した情報共有を実施、5)除染:除染や廃棄物問題について方針や進捗情報を共有するとともに、米国環境保護庁と国立環境研究所が環境中の放射性物質の挙動、ばく露等に関する研究等の成果を共有、6)子どもの健康と環境:エコチル調査等の研究調査についての情報共有を継続、7)環境影響評価:アジアにおける環境影響評価の優良事例等を共有。