三菱重工業（株）は、同社の長崎造船所（長崎県長崎市）内に建設していたリチウム二次電池の量産化実証工場が竣工し、平成22年12月から生産を開始すると発表した。同実証工場は、リチウム二次電池事業への本格参入に向け、約2,000m2の敷地に平成21年秋より建設を進めてきたもの。年間生産能力は6万6,000kWh（中型電池換算で約40万個）で、ライン稼働率、タクトタイム、電池性能の実証技術に取り組み、早期の本格的な商業量産につなげていくという。