東京ガス(株)とホクト(株)、きのこ収穫後の培地を利用するガス化熱利用技術開発事業を実施
発表日:2008.02.05
東京ガス(株)は、ホクト(株)の「更埴きのこセンター」(長野県千曲市)で発生するきのこ収穫後の培地(以下「使用済み培地」)から熱分解ガスを回収し、蒸気ボイラの燃料として利用する実証事業を行うと発表した。きのこの使用済み培地から熱分解ガスを取り出すことは、日本で初めての取り組みであり、この事業が確立されれば、使用済み培地が新たなバイオマス資源として活用できるとともに、きのこ工場内で発生する使用済み培地からエネルギーを回収し、得られた蒸気(5,700MJ/日)を工場内で利用するため、運搬が不要な“地産地消”のモデルとして期待できるという。この事業は、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構の「地域バイオマス熱利用フィールドテスト事業」に採択されており、平成20年2月からプラントを建設し、6月から運転を開始してデータ収集を行う。
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