環境省と経済産業省は、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」に基づく化学物質排出移動量届出制度（PRTR制度）により、事業者から届出があった354種類の化学物質（第一種指定化学物質）の排出量・移動量の集計結果等を公表した。第6回目となる平成18年度においては、届出事業所数が40,980事業所と、前年度（40,795事業所）と比べて増加した一方、届出排出量及び届出移動量は減少し、届出排出量245千トン（前年度259千トン）、届出移動量225千トン（前年度229千トン）、届出排出量と届出移動量の合計は471千トン（前年度488千トン）であった。また、届出対象業種以外の事業所・家庭・自動車等からの届出外排出量は315千トンと推計され、前年度347千トンと比べて減少した結果となった。