（株）東芝は、蓄電池付太陽光発電システムを住宅メーカー向けに販売開始すると発表した。今回、三洋ホームズ（株）に対して、年間300棟分を販売する。同システムは、三洋ホームズ（株）と同社が、新築戸建住宅への搭載について技術面での協議を重ねたもの。世界最高水準のセル変換効率21.5%を実現した住宅用太陽光システムと蓄電池を組合せ、太陽光で発電した電力を蓄電池に充電し、電力不足や災害などの停電時に生活に必要な電力を確保することができる。蓄電池には、家庭電器700W相当を約3時間動かすことが可能な2.1kwhの鉛蓄電池を標準搭載。また、増設バッテリーを使うことで、さらに蓄電池の容量を拡張することができる。同社は今後、新築住宅メーカー向けに同システムの販売を開始し、今年度は年間1000棟分の販売を目指すという。