岡山県真庭市と（独）産業技術総合研究所は、木質バイオマスに係る連携・研究協力に関する基本協定を、平成23年8月2日に締結したと発表した。この協定は、地域における活力のある循環型社会の実現を目指し、木質バイオマスの有効利活用による新産業創出および木質バイオマス関連の人材育成において相互に連携し、研究協力を促進することにより相互の発展を図ることを目的とするもの。具体的には、1)戦略的な研究拠点の整備と利用、2)研究者の研究交流を含む人材交流、3)人材育成の推進及び相互支援、4)真庭市および産総研発ベンチャー企業との研究協力の促進、5)情報発信の相互支援及び共同実施、を推進する。両者は今後、速やかに連携・研究協力の円滑な推進のために必要な事項についての協議を開始し、連携推進協議会等の開催を通じて相互協力の促進を加速するという。