京都市と日本駐車場開発（株）は、公用車を活用した「京都eco観光EVカーシェアリング」を、平成23年8月1日（月）から開始すると発表した。同市では、低炭素社会と公害のない社会の実現を目指して、次世代自動車の普及促進事業に取り組んでいる。今回、その一環として、観光目的で市内に流入する車両を抑え、より環境に配慮した観光にすることを目的に、京都市内の提携先宿泊者を対象に、市の公用車である電気自動車（EV）によるカーシェアリングの社会実験を行う。同実験では、日本駐車場開発（株）が運営管理する2ヶ所の貸出場所にEVを1台ずつ設置し、提携宿泊施設（4ヶ所）の宿泊者に無料で貸し出すとともに、利用後のアンケートによって有効性を検証するという。実施期間は、平成23年8月1日（月）～平成24年2月29日（水）。