国土交通省、「東日本大震災からの復興に係る公園緑地整備の基本的考え方(中間報告)」を公表
発表日:2011.10.06
国土交通省は、「東日本大震災からの復興に係る公園緑地整備の基本的考え方(中間報告)」を公表した。同省では、東日本大震災による津波被災市街地の復興に向けて、被災市町村の復興計画づくりを支援するため、被災状況調査や復興パターン検討、復興手法の検討等を行っている。これらの支援の一環として、復興に向けた共通の政策課題である1)津波災害に強いまちづくりにおける公園緑地の整備、2)緑地造成等への災害廃棄物の活用、の2点について検討を行ってきた。今回、被災地の復興計画づくりの参考とするため、基本的な考え方を中間報告としてとりまとめた。同報告では、津波災害における被災状況や公園緑地が果たした機能を踏まえ、被災都市の復興計画づくりに活用できるよう、津波災害に備えた公園緑地の整備の基本的考え方について、はじめて提示した。また、被災地の復旧・復興を円滑に進めるため、再利用可能な災害廃棄物は可能な限り活用することが期待されていることから、地方公共団体が公園緑地の造成等へ災害廃棄物を活用できるよう、その基本的考え方を提示した。同省では、今後、さらに具体の検討を進め、津波災害に強いまちづくりにおける公園緑地の整備や緑地造成等への災害廃棄物の活用に関する技術的な指針としてとりまとめ、公表していくこととしている。
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