三菱商事(株)、米国で再生可能エネルギーの導入を支えるガスタービン発電所を新設
発表日:2011.10.14
三菱商事(株)は、同社が出資する在米企業Diamond Generating Corporation(以下、DGC)が、米国カリフォルニア州で、再生可能エネルギーの導入を支えるガスタービン発電所を2件新設すると発表した。同設備(ピーク電源用ガスタービン発電所、以下、ピーカー)は、電力需要のピーク時や、天候により風力・太陽光発電所からの送電量が低下する際、素早く発電して電力を供給できるのが特長。米国では、風力発電や太陽光発電の急速な増加に伴い、こうした設備の拡充が課題となっており、DGCでは、2004年にカリフォルニア州内で2件のピーカー(インディゴ発電所、ラークスパー発電所)を100%で買収し、運営ノウハウを蓄えてきた。今回は、その実績を活かしつつ、新しく2件のピーカー(マリポサ発電所、センティネル発電所)を新設・運営する。このうち、マリポサ発電所 (発電容量20万kW)は2012年7月より、また、センティネル発電所 (発電容量80万kW)は2013年8月より、それぞれ売電を開始する予定という。
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