岩手県、2008年(平成20年)の県内の二酸化炭素排出量を公表
発表日:2011.10.19
岩手県は、2008年(平成20年)の県内の二酸化炭素排出量を公表した。同県では、1999年(平成11年)に策定した「岩手県環境基本計画」において、二酸化炭素の排出量を2010年(平成22年)までに1990年(平成2年)比で8.0%削減する目標を掲げている。2008年の岩手県内の二酸化炭素総排出量は、1,248万2千トンで、前年に比べ3.9%(51万3千トン)、基準年(1990年)に比べ3.1%(39万6千トン)の減少となった。前年から大きく減少している部門は、運輸部門(19万6千トン減、6.9%減)、産業部門(14万4千トン減、3.0%減)、民生家庭部門(前年比13万トン減、5.7%減)であり、その要因としては、原油価格の高騰により、家庭や事業所での灯油消費量や運輸部門のガソリン・軽油消費量が減少したこと等があげられるという。なお、目標(基準年比8%削減)達成のためには、2008年排出量に比べて63万5千トン(基準年比4.9%)以上の削減が必要となる。
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