岩手県、2009年(平成21年)の県内の二酸化炭素排出量を公表
発表日:2012.08.02
岩手県は、2009年(平成21年)の県内の二酸化炭素排出量を公表した。同県では、平成11年9月に策定した「岩手県環境基本計画」(旧計画)において、二酸化炭素の排出量を2010年(平成22年)までに1990年(平成2年)比で8%削減する目標を掲げている。2009年の岩手県内の二酸化炭素総排出量は、1,116万5千トンで、前年に比べ10.6%、基準年に比べ13.3%の減少となった。前年から大きく減少している部門は、産業部門と工業プロセス部門で、その要因として、2008年から続く世界的な景気低迷を受け、産業関係のエネルギー消費量が大きく減少したためと推測される。また、森林吸収による削減量を含めた2009年の二酸化炭素排出量は、881万1千トン(基準年比31.6%削減)となった。同県では今後も、省エネルギーの取組や、再生可能エネルギーの導入促進など、排出削減の取組を進めていくという。
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