岩手県、2010年(平成22年)の県内の二酸化炭素排出量を公表
発表日:2013.08.06
岩手県は、2010年(平成22年)の県内の二酸化炭素排出量を公表した。同県では、平成11年9月に策定した「岩手県環境基本計画」(旧計画)において、二酸化炭素の排出量を2010年(平成22年)までに1990年(平成2年)比で8%削減する目標を掲げている。今回、2010年の岩手県内の二酸化炭素総排出量は、1,156万8千トンで、基準年(1990年)に比べ10.2%の減少となり、削減目標を達成した。部門別では、産業部門が17.4%減、運輸部門が3.2%減、民生部門では家庭が13.8%増、業務が9.3%増となった。また、前年との比較では、全体で3.6%増となったが、世界的な景気低迷からの復調により、産業関係のエネルギー消費量が増加したことによる産業部門からの排出量の増加が主な要因となっている。さらに、森林吸収による削減量を含めた2010年の二酸化炭素排出量は、99万1千トン(基準年比22.4%減)となった。
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