環境省は、平成23年10月13日～14日、フランスのパリで開催された「低炭素社会国際研究ネットワーク（LCS-RNet）」第3回年次会合の開催結果を公表した。同会合には、13ヶ国34研究機関及び6国際機関から68名が出席し、我が国からは、環境省、（独）国立環境研究所及びLCS-RNet事務局である（財）地球環境戦略研究機関が出席。低炭素社会の実現に向けたパラダイムシフトへの挑戦として、これまでの低炭素社会関連研究成果を踏まえ、社会制度、行動様式および技術システムの革新的な転換を行なうための政策設計と、社会的、資金的支援を促進するために必要なものは何かについて議論がなされた。なお、今回の成果は、気候変動枠組条約第17回締約国会議（COP17）サイドイベント及び11月にフランスで開催されるG20会合、来年度のG8環境大臣会合で報告される予定という。