環境省は、平成25年7月22日から25日にパシフィコ横浜で開催された「低炭素社会国際研究ネットワーク（LCS-RNet）」第5回年次会合及び「低炭素アジア研究ネットワーク（LoCARNet）」第2回年次会合の開催結果を公表した。LCS-RNetでは、温暖化防止のため、従来のエネルギー多消費型技術社会を数十年の間に大転換し、低炭素社会構築に向けた知識の共有化（Knowledge Sharing）を一層進めていくべきとの認識が共有された。また、2014年からの第二フェーズにおける活動について活発な意見交換が行われた。LoCARNetでは、温室効果ガス削減におけるアジア地域での特色を踏まえた研究コミュニティの育成・強化が必要であるとともに、そのための能力構築を進めていくことが不可欠であるとの認識が共有された。なお、各会合の成果は、統合報告書にまとめられ、気候変動枠組条約第19回締約国会議（COP19）サイドイベント等で発表・報告される予定という。