香川県は、「香川県地球温暖化対策推進計画」を策定したと発表した。同県では、平成18年3月に「香川県地球温暖化対策推進計画」を策定し、地球温暖化対策に取り組んできた。今回、県民や事業者、行政等が一体となって、省エネルギーの取組みや再生可能エネルギーの導入を一層推進し、温室効果ガスの排出量が削減された「低炭素社会」を構築することを目的に、新たな計画を策定した。同計画では、計画期間最終年度となる2015年度の温室効果ガス排出量を、京都議定書の基準年である1990年度比で8.8%削減することを目標として、県民や事業者、行政等が相互の連携と適切な役割分担のもと、各種の施策や取組みを進めることとしている。同県では、温室効果ガス排出実態を定期的に把握し、その達成状況を点検・評価しながら計画を推進し、今後の国のエネルギー政策の見直し状況や社会経済情勢の変化などを踏まえ、必要に応じて見直しを行っていくという。