川崎市と東京電力（株）は、建設を進めていた川崎市臨海部の「扇島太陽光発電所」が完成し、運転を開始したと発表した。両者は、平成20月10月に神奈川県川崎市浮島、および扇島の2地点において、合計出力2万kWの太陽光発電所を建設するメガソーラー計画を共同で進めることに合意し、建設を進めてきた。今回、運転を開始した扇島太陽光発電所は、東京電力が保有する土地に建設した最大出力13,000kWのメガソーラー。年間発電電力量は、一般家庭約3,800軒分の年間使用電力量に相当する約1,370万kWhで、年間CO2排出量約5,800ｔの削減を見込んでいる。これにより、同年8月10日に先行して運転を開始した浮島太陽光発電所とあわせ、合計出力2万kWの国内最大級のメガソーラーとなった。両者は、今後、浮島太陽光発電所に隣接する「かわさきエコ暮らし未来館」を活用して、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーに関する普及啓発を行うとともに、導入促進・利用拡大に取り組んでいくという。