環境省は、国際連合地域開発センター（UNCRD）、インド国都市開発省、世界保健機関南東アジア地域事務局（WHO/SEARO）とともに開催した、第6回アジアEST地域フォーラム（平成23年12月4日～6日、インド・ニューデリー）の結果を公表した。同フォーラムは、アジア地域における環境的に持続可能な交通（EST）の実現を目指して、日本と国際連合地域開発センター（UNCRD）が共同で設立した、政府ハイレベルによる政策対話会合。今回、主に以下の情報共有及び確認が行われた。1）アジア地域21カ国間における、ESTに関する政策、先進事例等、2）グリーン経済の実現に向けたESTの役割や取組についての重要性、3）「バンコク宣言2020」に示された目標の実現に向けた、アジア地域におけるESTのより一層の推進。同省では、国土交通省等の関係機関とも連携しながら、アジア地域を中心としたESTの実現に、引き続き積極的に取り組んでいくという。