国土交通省は、平成23年度下水道革新的技術実証事業（B-DASH プロジェクト）における実施事業の評価結果を公表した。同事業は、下水道事業における新技術の研究開発及び実用化を加速することにより、大幅なコスト縮減や再生可能エネルギー創出を実現し、併せて、国内企業による水ビジネスの海外展開を支援するもの。今回、平成24年3月27日に開催された下水道革新的実証事業評価委員会において、1）超高効率固液分離技術を用いたエネルギーマネジメントシステムに関する実証事業（メタウォーター（株）・地方共同法人日本下水道事業団 共同研究体）、2）神戸市東灘処理場 再生可能エネルギー生産・革新的技術実証事業（（株）神鋼環境ソリューション・神戸市 共同研究体）について、評価が行われた。その結果、両事業ともに、平成24年度も上記事業実施者により研究を継続することが適当と判断されたという。