(株)サタケ、兵庫炭化工業(株)に木質ペレット製造設備を納入
発表日:2012.04.18
(株)サタケは、兵庫県宍粟市の「森のゼロエミッション構想」の一環として、兵庫炭化工業(株)に木質ペレット製造設備を納入し、2012年4月から本格稼動を開始したと発表した。兵庫県宍粟市では、旧一宮町が1999年から取り組んできた「森のゼロエミッション構想」を全市で展開することとし、自然資源を活かした地域づくりや自然循環システムの構築など、地域資源の活用を中心とした資源循環型のまちづくりに取り組んでいる。同社は今回、同構想の一環として、バイオマスボイラーの燃料となる木質ペレットの製造設備設置事業を手がける兵庫炭化工業(株)に、木質ペレット製造設備一式を2011年12月に納入。同設備は、乾燥オガ粉を原料に木質ペレットを製造するもので、製品ペレットは宍粟市内の温泉施設や介護老人保健施設のボイラー燃料のほか、ペレットストーブの燃料としても使用される。同社は今後も、バイオマスボイラーやバイオマスペレット製造設備の開発・販売に取り組み、エネルギー問題やCO2の削減に貢献していくという。
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