宮城県と山形市、岩沼市内の災害廃棄物(木くず)の広域処理を開始
発表日:2012.04.20
宮城県と山形市は、岩沼市内の災害廃棄物(木くず)の広域処理を、平成24年4月25日から開始すると発表した。これは、東日本大震災により発生した災害廃棄物の処理に関して、宮城県からの受け入れ要請を、山形市が承諾したもの。今回、宮城県、山形市及び、処理事業者である(株)クリーンシステムとの間で協議が整ったことから、処理を開始する。受け入れる災害廃棄物(木くず)は、きちんと分別された0.5~5mの柱材や梁材等で、木質ボードとして再生可能なもの。破砕処理しチップ化して、家具などに使用する木質ボード(パーティクルボード)原料などとして出荷される。受入量は、1日当たり20tで、月25日稼働で年間約6,000tを処理する予定。処理期間は、平成24年4月25日~平成25年3月までである。なお、山形市が今回受け入れる災害廃棄物の放射性セシウム濃度は、平成24年2月22日に宮城県が測定した結果によると、21ベクレル/㎏である。
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