三重県、同県における東日本大震災の災害廃棄物処理に関するガイドラインを策定
発表日:2012.06.08
三重県は、同県における東日本大震災の災害廃棄物処理に関するガイドラインを、策定したと発表した。同ガイドラインは、他都府県の例や市町の意見及び学識者の見解をもとにガイドライン(案)を作成し、パブリックコメントの実施、三重県災害廃棄物広域処理検討委員会の協議を経て策定されたもの。東日本大震災により生じた災害廃棄物(がれき)の広域処理における安全性を確保するため、受入の際の放射能濃度の目安値、処理手順等、災害廃棄物の受入・処理の基本となる事項を定めた。また、処理の対象とする災害廃棄物は、宮城県又は岩手県内の災害廃棄物のうち、木くず又は木くずとその他の可燃廃棄物が混合した混合廃棄物とし、福島県内の災害廃棄物は対象外とした。同県では今後、災害廃棄物の処理に関する法令等が制定され、又は関係法令等が改正された場合には、必要に応じて、同ガイドラインを見直すという。
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