キノコをそだてて、ちきゅうを元気にしよう!
発表日:2024.07.08
山梨大学は7月より、教育学部附属幼稚園の年長児が家庭から出る食べ残しなどの食品残渣を活用したキノコ栽培に挑戦するプログラムを開始する。食品ロス削減や地域循環型食料生産システムの創出に係る研究プロジェクトを推進している、同大学大学院総合研究部の片岡准教授が指導にあたる。取り組みに先立ち、7月5日に片岡准教授が提案した「機能性キノコ」の有用性などに関するガイダンスが行われた。今後、園児たちが各家庭から持ち寄った食品残渣を使って、親子でキノコの菌床づくりを行い、夏休み明けに大学の研究室でキノコの収穫を行う計画となっている。片岡准教授はクラウドファンディングを通じて研究資金を集め、機能性キノコの生産規模拡大と普及に力を注いでいる。また、山梨大学は環境や関連分野で数々の表彰を受けており、今回の取り組みをSDGsにつながるものと位置づけている。7月18日に菌床づくりの様子を附属幼稚園にて公開するという。
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