環境省は、エコツーリズム推進法に基づき、「慶良間地域エコツーリズム推進全体構想」を認定したと発表した。これは、同法第6条第1項に基づき、沖縄県渡嘉敷村及び座間味村から主務大臣（環境大臣、国土交通大臣、文部科学大臣、農林水産大臣）あてにエコツーリズム推進全体構想の認定に係る申請書の提出があり、同法第6条第2項各号及び第3項の基準に適合すると認められるため、認定したもの。認定された全体構想に基づき、同構想区域におけるサンゴ群集の分布域（慶良間のサンゴ礁）を特定自然観光資源として、渡嘉敷村長及び座間味村長が指定する予定。なお、今回の認定は全国で2番目となり、特定自然観光資源の指定のある全体構想としては第1号となるという。