京都府、平成22年度の温室効果ガス排出量(速報値)を公表
発表日:2012.07.11
京都府は、平成22年度の温室効果ガス排出量(速報値)を公表した。平成22(2010)年度の排出量は1,328万トンとなり、基準年度(平成2年度)比では10.1%の削減となった。また、京都メカニズムクレジットによる国際認証排出削減量を反映すると、基準年度比13.4%の削減となり、地球温暖化対策条例の目標である10%削減を達成した。さらに、森林吸収源対策分も含めると19.6%(国全体では10.1%)の削減となった。部門別に、平成2年度と平成22年度のCO2排出量を比べると、産業産門:38.5%減少、運輸部門:8.7%減少、家庭部門:9.3%増加、業務部門:8.6%増加、となった。同府では今後、平成22年10月に一部改正した京都府地球温暖化対策条例の新たな温室効果ガス削減目標の達成に向けて、府内における温室効果ガスの排出特性を踏まえ、企業者や家庭の省エネ、及び再生可能エネルギー・EVの普及などの対策を重点的に推進していくという。
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