国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、ロシアが2015年4月1日に国別目標案(約束草案、INDC)を提出したことで、INDCを提出した先進国は32か国に達したと公表した。この数は先進国締約国全体の3分の2に当たり、現時点でINDCは先進国が排出する温室効果ガスの80%をカバーするという。2015年末のパリ締約国会議で成立する予定の新たな合意に向け、各国は過去に発表している計画よりさらに意欲的なINDCを前もって提出することになっている。2015年4月1日現在、UNFCCCに正式にINCDを提出したのは、EUの各加盟国、メキシコ、ロシア、アメリカ、ガボンなど35締約国。メキシコは途上国で初、ガボンはアフリカで初のINDC提出国となった。フィゲレスUNFCCC事務局長は、未提出の先進国も、できるだけ早く提出するよう促している。UNFCCCは提出されたINDCの総合的な効果について、2015年11月1日までに統合報告書を作成する予定である。
情報源 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | 温室効果ガス | 気候変動枠組条約 | UNFCCC | ロシア | 排出量 | INDC | 約束草案 |
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