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 ドイツ連邦環境庁、持続可能なサプライチェーン管理のための実践ガイドを作成

発表日:2017.07.18


  ドイツ連邦環境庁(UBA)は、連邦環境省(BMUB)とともに、主に中小企業を対象とする持続可能なサプライチェーン管理ガイドを作成した。企業の環境影響の多くは、企業自身の事業所内より、複雑に分岐したサプライチェーンの中で生じる。EUのCSR指令の国内実施法の下、企業の持続可能性報告書に関する規則が設けられ、2017年事業年度から上場企業等はサプライチェーンに関する具体的に報告が求められることになった。これは大企業の下請けとなる中小企業にも間接的に適用される。しかしサプライチェーンの管理は、その複雑さやデータ不足のため、特に中小企業には困難である。今回作成されたガイドは、様々な事例を参考に、サプライチェーンの中で企業がどのように透明性を確保し、リスクと機会を認識・評価し、供給業者との関係を構築し、その活動を報告するかを示した。経験豊富な企業代表者が、ワークショップや聞き取り、事例研究を通じて知識を提供し、有益な助言を行っており、既存の構造とプロセスを基に、段階的に持続可能なサプライチェーン管理が導入できるよう作成されたという。

情報源 ドイツ連邦環境庁(UBA) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境庁(UBA)
分野 環境総合
キーワード 中小企業 | ドイツ連邦環境庁 | UBA | ドイツ連邦環境省 | 持続可能性 | サプライチェーン | 環境影響 | ガイド | BMUB
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