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 デンマーク、2020年よりデポジット制度をジュース容器にも拡大へ

発表日:2018.06.27


  デンマーク環境・食糧省は、2020年1月1日よりデポジット制度を拡大し、新たに果物・野菜ジュース類の容器(ペットボトルやビン、カン)を対象に加えると発表した。容器1本あたりのデポジット額は、1リットル未満の場合、ビンとカンが1デンマーククローネ(DKK、約17円)、ペットボトルが1.5DKKで、1~20リットルの場合は一律3DKKとなる。この金額は、すでにデポジット制度が適用されている他の飲料容器と同じである。現在は同制度によって12億本の飲料容器が回収されているが、今回の拡大措置が実施された後は5200万本が追加回収されると見込まれる(4~5%増)。リサイクルの促進や投棄されるごみの削減を目指す政府は、2005年と2008年にもデポジット制度を拡大した。現在時点ではビールや清涼飲料水、ミネラルウォーター、アイスティー、サイダー、エナジードリンク、レモネード等の容器が対象に含まれている。同制度を運営する会社によると、同国では90%以上の容器が回収されリサイクルにまわされている。

情報源 デンマーク環境・食糧省 プレスリリース
国・地域 デンマーク
機関 デンマーク環境・食糧省
分野 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード リサイクル | ペットボトル | デンマーク環境・食糧省 | デポジット制度 | 果物・野菜ジュース | ビン | カン
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