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 中国国家環境保護総局、国の環境監督能力の構築に関する5カ年計画を策定

  中国国家環境保護総局（SEPA）は、国の環境監督能力の構築に関する第11次5カ年計画を策定した。この計画は、国の「第11次5カ年計画」に掲げられた環境保全目標の確実な達成を目指すもので、環境監視のための最先端の早期警報システムの開発及び環境法の執行に関する監督制度の完成に重点を置き、環境監視・監督、原子力や放射能、環境科学・技術、環境情報・統計、広報・教育等の分野をカバーする。重点事項としては、環境監視ネットワークの改善、汚染排出源の監視能力の強化、応急監視能力の改善、有害廃棄物や自然保護地域の管理・監督能力の強化、主要な科学研究プラットフォームの統合・発展等13項目が掲げられている。中国の国家発展改革委員会（NDRC）と財務省も同計画を承認しており、計50件のプロジェクトが実施される。中国の環境保護史上、こうした自己啓発計画が策定されたのは初めてで、国の環境監督能力が大幅に向上すると期待されている。