経済産業省と環境省は、「平成24年度京都メカニズムクレジット取得事業」の結果を公表した。同事業は、わが国における京都議定書の削減約束を達成するため、国内対策に最大限努力してもなお不足する分について、京都メカニズムを活用してクレジットを取得するもので、両省が平成18年度から(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に委託して実施している。平成24年度は、406.0万トン(二酸化炭素換算)を政府の管理口座へ移転した結果、平成18年度の事業開始以降の政府への移転実績総量は9,365.4万トン(二酸化炭素換算)となった。また、同年度では新たな契約締結を行わず、事業開始以降の総契約量合計は、9,752.8万トン(二酸化炭素換算)であった。