経済産業省と環境省は、「平成21年度京都メカニズムクレジット取得事業」の結果を公表した。同事業は、京都議定書の削減約束を達成するため、京都メカニズムを活用してクレジットを取得するもので、両省が平成18年度から(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に委託して実施している。平成21年度は、合計で約4,150.0万トン(二酸化炭素換算)のクレジット取得契約を締結。これにより、平成18年度の事業開始以降の総契約量合計は、9,580.3万トン(二酸化炭素換算)となった。なお、平成21年3月30日にNEDOとチェコ共和国環境省との間で締結された契約(4,000.0万トン(二酸化炭素換算))については、平成21年4月1日より発効するため、平成21年度契約案件として扱われる。