長崎県は、平成24年度のダイオキシン類調査結果を公表した。同県と長崎市及び国土交通省九州地方整備局では、ダイオキシン類対策特別措置法第26条の規定に基づき、環境中のダイオキシン類による汚染状況の調査を実施している。今回、平成24年度の調査結果を、同法第28条に基づき特定施設の設置者から報告があった自主測定結果とあわせ公表した。1)環境調査では、大気、公共用水域(水質・底質)、地下水及び土壌について、県内93地点で常時監視測定を実施した結果、全ての地点で環境基準に適合していた。2)設置者による自主測定では、大気基準適用施設(対象91施設)のうち90施設、水質基準適用施設(対象6施設)の全施設から報告があり、全ての施設で排出基準に適合していた。