長崎県は、平成22年度のダイオキシン類調査結果を公表した。長崎県及び長崎市では、ダイオキシン類対策特別措置法第26条の規定に基づき、環境中のダイオキシン類による汚染状況の調査を実施している。今回、平成22年度の調査結果を、同法第28条に基づき特定施設の設置者から報告があった自主測定結果とあわせ公表した。1)環境調査では、大気、公共用水域(水質・底質)、地下水及び土壌について、県内93地点で常時監視測定を実施した結果、全ての地点で環境基準に適合していた。2)設置者による自主測定では、大気基準適用施設103施設(対象は105施設)から報告があり、そのうち1施設で排出ガスの基準不適合であったが、平成23年5月に施設改善を終了した。水質基準適用施設については、対象6施設全てから報告があり、全ての施設で排出基準に適合していた。