三重県は、平成24年度の大気環境測定結果を公表した。同県では、四日市市とともに、大気汚染防止法の規定に基づき、大気環境の常時監視、有害大気汚染物質の測定を実施している。平成24年度の結果は以下のとおり。1)大気汚染常時監視:二酸化硫黄、一酸化炭素、二酸化窒素及び浮遊粒子状物質(SPM)は、すべての測定局で環境基準を達成した。光化学オキシダントはすべての測定局で環境基準を達成しなかったが、微小粒子状物質(PM2.5)は19測定局中10測定局で環境基準を達成した。2)有害大気汚染物質:環境基準が設定されている4物質及び指針値が設定されている8物質は、すべての調査地点で環境基準・指針値を達成・満足した。また、アセトアルデヒド等9物質は、新たに調査項目に追加された塩化メチル及びトルエンを除き、すべての調査地点で過去数年間の全国の調査結果の範囲内にあった。同県では、環境基準を達成した項目の達成維持に努めるとともに、非達成のものはその原因を見極めたうえで、必要な対策を講じていくという。
情報源 |
三重県 報道発表資料
四日市市 記者発表資料 |
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機関 | 三重県 四日市市 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | SPM | 環境基準 | PM2.5 | 常時監視 | 大気汚染防止法 | 四日市市 | 三重県 | 有害大気汚染物質 |
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