三重県は、平成23年度の大気環境測定結果を公表した。同県では、四日市市とともに、大気汚染防止法の規定に基づき、大気環境の常時監視、有害大気汚染物質の測定を実施している。平成23年度の結果は以下のとおり。1)大気汚染常時監視:二酸化硫黄、一酸化炭素及び二酸化窒素は、すべての測定局で環境基準を達成した。浮遊粒子状物質(SPM)は、黄砂の影響もあり、達成率は約41%にとどまった。光化学オキシダント、微小粒子状物質(PM2.5)は、すべての測定局で達成しなかった。2)有害大気汚染物質:環境基準又は指針値が示されている12物質は、すべての測定地点で環境基準・指針値を達成した。また、アセトアルデヒド等7物質は、すべての測定地点で過去数年間の全国の調査結果の範囲内にあった。同県では、環境基準を達成した項目の達成維持に努めると共に、非達成のものはその原因を見極めたうえで、必要な対策を講じていくという。
情報源 |
三重県 報道発表資料
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機関 | 三重県 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | SPM | 環境基準 | PM2.5 | 常時監視 | 大気汚染防止法 | 四日市市 | 三重県 | 有害大気汚染物質 |
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