国土交通省は、「クリーンディーゼルに関する懇談会」(国土交通省、経済産業省、環境省、北海道、日本自動車工業会、石油連盟)が策定した「クリーンディーゼル普及推進方策(クリーンディーゼル普及推進戦略 詳細版)」を公表した。クリーンディーゼル車とは、2009年10月に導入される排出ガス規制(ポスト新長期規制)に対応したディーゼル車で、ガソリン車と比較して約2割程度CO2排出量が少ないため、運輸部門のCO2排出削減に貢献することが期待されている。今回の方策では、平成20年6月に同懇談会がとりまとめた「クリーンディーゼル普及推進戦略」を着実に実行するため、クリーンディーゼル車のイメージ改善のほか、導入支援、政府による率先導入、地域との連携などの具体的方策をとりまとめた。国土交通省では今後、同方策に基づき、関係者と連携しながらクリーンディーゼル車の普及を推進していくという。