パナソニック(株)は、(株)タカラトミーと共同で実施している次世代低公害車「長距離用大型CNG(圧縮天然ガス)トラック」による試験運行の結果を発表した。この試験運行は、国土交通省の次世代低公害車開発プロジェクトによって開発試作された、国内初となる長距離用大型CNGトラックを用いたもの。両社は、2009年4月から9月末日までの期間で、関西圏と首都圏のラウンド輸送による試験運行を48回実施。その結果、従来のディーゼルトラックで運行した場合と比べて、CO2排出量は10%、NOx排出量は90%の削減となり、浮遊微粒子の排出はほぼゼロであった。今後、両社は物流拠点が隣接しているメリットを活かし、往復輸送の更なる拡大や積み合せ配送など、業界の枠を越えた共同輸送により輸送効率向上と環境負荷低減に取り組むとともに、実用化後には、大型トラック輸送の分野において、次世代低公害車の導入を積極的に推進するという。
情報源 |
パナソニック(株) プレスリリース
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機関 | パナソニック(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | NOx | 国土交通省 | 低公害車 | パナソニック | 共同輸送 | トラック | CNG | タカラトミー | 圧縮天然ガス |
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