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 三菱重工業(株)など、船舶SOx規制対応の排ガス洗浄システムを開発

発表日:2014.02.13


  三菱重工業(株)と三菱化工機(株)は、舶用エンジンの排ガスからSOx(硫黄酸化物)を効率的に除去する排ガス洗浄システムを共同で開発したと発表した。同システムには、1)清水を循環させる洗浄ライン、2)海水を取り入れて排出する洗浄ラインを搭載しており、いずれかの洗浄方法で大気汚染物質を除去する。1)は、硫黄分含有率3.5%のC重油から発生した排ガスを同0.1%の低硫黄燃料から発生する排ガス並みに浄化し、2015年発効予定の国際海事機関(IMO)のSOx排出規制海域における規制値をクリアすることが可能。また、2)は、世界の全海域への適用が将来見込まれる硫黄分含有率0.5%という規制値を満足する。洗浄水については、規則を満たす性状に処理されたうえで排出される。両社では今後、実船搭載を(一財)日本海事協会(NK)、川崎汽船(株)、ジャパンマリンユナイテッド(株)との共同研究体制により実施する予定という。

情報源 三菱重工業(株) ニュースリリース
三菱化工機(株) ニュース(PDF)
機関 三菱重工業(株) 三菱化工機(株)
分野 大気環境
キーワード 国際海事機関 | 船舶 | SOx | 硫黄酸化物 | 三菱重工業 | IMO | 排ガス | 大気汚染物質 | 排出規制 | 三菱化工機
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