環境省は、平成25年度アスベスト大気濃度調査結果を公表した。同調査は、石綿による大気汚染の現状を把握し、今後の対策の検討に当たっての基礎資料とするとともに、国民に対し情報提供していくため、平成17年度より毎年実施しているもの。平成25年度は、全国54地点172箇所を対象に、建築物の解体工事等の作業現場などにおいて、大気中の石綿及びその他の繊維も含む総繊維数濃度を測定。その結果、一部の解体現場内の測定結果を除き、建物周辺及び一般環境において石綿以外の繊維を含む総繊維について特に高い濃度は見られなかった。同省では、引き続き石綿による大気汚染の状況を把握するため、平成26年度も大気環境モニタリングを行う予定。また、東日本大震災の被災地である福島県においても、継続して大気濃度調査を実施している。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | モニタリング | 大気汚染 | 環境省 | 建築物 | 石綿 | アスベスト | 繊維 | 解体現場 | 東日本大震災 | 被災地 |
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