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 宮城県、東日本大震災の被災地におけるアスベスト大気環境モニタリング調査の結果を公表

発表日:2014.06.23


  宮城県は、東日本大震災の被災地におけるアスベスト大気環境モニタリング調査(平成26年度第1回)の結果を公表した。同県では、平成23年度から平成25年度まで、東日本大震災の津波の被害が甚大だった県内沿岸部において、建築物解体工事、がれき処理等による生活環境への影響を把握するため、大気環境モニタリング調査を実施してきた。平成26年度からは、被災建築物の解体作業の実施が今後も見込まれる地域において大気環境中アスベストモニタリング調査を継続することとしている。今回は、平成26年6月9日から19日にかけて石巻市及び気仙沼市の6地点において調査したところ、無機総繊維数濃度として1リットル当たり0.056本未満から0.45本の範囲内で、通常の大気環境と同様の値であった。同県では、被災した建築物の解体作業の実施が見込まれる地域において、引き続き四半期ごとに大気環境中のアスベストモニタリング調査を実施する予定で、今後も結果を公表していくという。

情報源 宮城県 記者発表資料(PDF)
宮城県 記者発表資料
宮城県 被災地周辺のアスベストモニタリング結果
機関 宮城県
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード モニタリング | 大気環境 | 建築物 | アスベスト | 生活環境 | 宮城県 | 東日本大震災 | 被災地 | がれき
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