環境省は、(仮称)八峰風力発電所に係る環境影響評価準備書について、平成26年12月8日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、八峰風力開発(株)が秋田県山本郡八峰町に、総出力20,700kW(2,300~2,850kW×9基)の風力発電所を新設するもの。対象事業実施区域の近隣には、住居が位置しており、風車の稼働に伴う騒音や風車の影による影響が懸念される。また、対象事業実施区域の周辺には、希少な動植物が生息・生育し、渡り鳥の飛翔も確認されていることから、これらに対する影響も懸念される。今回の環境大臣意見では、1)風車の影の影響が懸念される風力発電設備の再配置、2)騒音の影響が懸念される風力発電設備の配置の再検討、3)希少猛禽類のブレードの接触等に関する適切な事後調査やそれにより判明した内容に応じた追加的な環境保全措置、等を講じるよう求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 大気環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 環境省 | 騒音 | 環境影響評価 | 秋田県 | 動植物 | 環境大臣意見 | 風車 | 猛禽類 | 八峰風力開発 |
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