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 環境省、幌延町・天塩町における風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

発表日:2015.04.17


  環境省は、北海道で計画されている「幌延町・天塩町における風力発電事業計画段階環境配慮書」について、平成27年4月17日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、エコ・パワー(株)が、北海道天塩郡幌延町及び天塩郡天塩町に、最大で総出力70,000kWの風力発電所を設置するもの。事業実施想定区域は、ガンカモ類の集団飛来地であるラムサール条約湿地のサロベツ原野及び利尻礼文サロベツ国立公園が隣接している自然環境上重要な地域である。今回の環境大臣意見では、1)対象事業実施区域の設定にあたり、重要野鳥生息地等の環境保全上重要な区域を原則除外すること、2)風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等による重要な鳥類への重大な影響及び利尻礼文サロベツ国立公園内からの眺望景観への影響を回避すること、等を求めている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
自然環境
大気環境
環境総合
キーワード 風力発電 | 環境省 | 北海道 | 環境影響評価 | 生息地 | 鳥類 | 環境大臣意見 | 環境配慮書 | 利尻礼文サロベツ国立公園 | サロベツ原野
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