環境省は、北海道で実施予定の「(仮称)増毛町風力発電事業計画段階環境配慮書」について、平成29年9月7日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、(有)稚内グリーンファクトリーが、北海道増毛郡増毛町において、最大で総出力171,000kW(3,800kW×45基程度)の風力発電所を設置するもの。今回の環境大臣意見では、1)複数の工期に渡って段階的に同事業を実施する場合には、先行した設置工事等により重大な環境影響を把握した時は、以降の設置工事等において、必要に応じ追加的な環境保全措置を講ずること等により、想定される同様の環境影響を回避又は極力低減すること、2)風力発電設備等の配置等を検討するに当たり、風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等によるオジロワシ等鳥類への影響を回避又は極力低減すること、3)自然度の高い植生が存在する区域及び土砂流出防備保安林等の改変を回避又は極力低減すること、4)眺望景観や人と自然との触れ合いの活動の場への影響を回避又は極力低減すること、等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 環境省 | 北海道 | 環境影響評価 | 景観 | 植生 | 鳥類 | 環境大臣意見 | 環境配慮書 | 稚内グリーンファクトリー |
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