(株)東芝は、米国のオーマット・テクノロジーズ社(以下、オーマット社)と、地熱発電事業のさらなる拡大に向けて戦略的な協業関係を構築することに合意し、契約を締結したと発表した。オーマット社は、地熱発電設備の設計、製造、販売、現地施工などを提供するとともに、地熱発電事業者として世界各地で発電事業を行う企業である。なかでも、比較的低温の温水を熱源として特殊な作動流体を利用するバイナリー式の発電機器・システムの販売においては、世界トップシェアを占めている。一方、東芝は、1966年に地熱蒸気タービン・発電機を納入して以来、地中から噴出する温水・蒸気を直接利用するフラッシュ式を中心として世界各国に発電設備を納入し、地熱発電設備容量ベースで、世界トップの26%のシェアを占めている。今回の契約に基づき、両社は、資源評価やフィールド開発、地熱発電所の設計・調達・建設・エンジニアリングなど地熱発電事業に関するサービスの競争力向上を目指し検討を進めていくという。
情報源 |
(株)東芝 プレスリリース
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機関 | (株)東芝 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 東芝 | 地熱発電 | 米国 | 協業 | バイナリー発電 | 発電設備 | オーマット社 |
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