埼玉県は、ドローンを活用した光化学スモッグ調査の実施概要を紹介した。光化学スモッグは、窒素酸化物(NOx)と揮発性有機化合物(VOCs)が、太陽光で光化学反応を起こしてできる光化学オキシダント(主にオゾン)の濃度が高まることで発生する。上空のオゾンの濃度分布や時間による変化は解明されていない。同県では、平成30年の夏にドローンを用いて、同県上空の状況を調査し、夜間、上空に高い濃度のオゾン(光化学スモッグの原因物質)があることを明らかにした。今回、令和元年7月29日に東秩父大気汚染測定局付近でドローンを活用し、日中に都市部で生成されて、夜に山間部へ流れてくるオゾンが翌朝までどのように変化するかを調査する。この調査の成果は、注意報の発令の予測に役立つほか、県民の安全を守る資料に繋がるという。
情報源 |
埼玉県 報道発表資料
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機関 | 埼玉県 |
分野 |
大気環境 |
キーワード | 光化学反応 | 窒素酸化物 | オゾン | 揮発性有機化合物 | 光化学スモッグ | 光化学オキシダント | 太陽光 | 埼玉県 | ドローン | 東秩父大気汚染測定局 |
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