気象庁は、2020年7月のエルニーニョ監視速報を発表した。同庁は、エルニーニョ(ラニャーニャ)現象などの熱帯域の海洋変動を監視するとともに、毎月1回、当該月の実況および次月以降の見通しを「エルニーニョ監視速報」として発表している。今回の発表によると、一部にラニーニャ現象時の特徴も見られるが、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっている。太平洋赤道域では、東部の海洋表層に冷水が見られ、東部の海面水温が平年より低い状態をしばらくの間は維持すると考えられます。エルニーニョ予測モデルの結果も踏まえ、今後秋にかけてはラニーニャ現象が発生する可能性もあるが、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続く可能性の方がより高いと見込んでいるという。
情報源 |
気象庁 新着情報
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機関 | 気象庁 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 気象庁 | エルニーニョ現象 | 太平洋赤道域 | 海面水温 | 海洋表層 | エルニーニョ監視 | ラニャーニャ現象 | 熱帯域 | 海洋変動 | エルニーニョ予測モデル |
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