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 トヨタと日野、北米で燃料電池大型トラックの共同開発を推進

  トヨタ自動車(株)と日野自動車(株)は、北米向けに燃料電池で走行する大型トラックの開発を共同で行う。今回の取組は、両社が日本国内向けに開発した燃料電池トラック(既報：2020年3月23日)を発展させたもの。日野が北米で投入している大型トラックをベースに、燃料電池を搭載することで、静粛性、スムースな走り、パワフルな走行性能の実現が想定され、走行時に排出するのは水だけになる。また、トヨタの持つ燃料電池技術を活用することで、商用車としての実用性のみならず、十分な航続距離と環境性能を持つゼロ・エミッション車を短期間で提供が見込まれる。両社は、2021年前半に試作車両を開発し、評価を進めていくという。